前回は、医療大移転決定までの時系列をまとめました。
今回は、医療大移転による、町への影響について、他覚的に整理をしました。
こちらについては、同僚町議の佐藤立議員、桜井紀栄議員とともに、Youtubeにて整理を試みました。動画は1時間と長いので、その動画をもとに、要点をまとめます。
「北海道医療大学の移転報道を受けて」
当別町議会議員佐藤たつと櫻井のりえのみらいクラブ[仮] vol.57
①経済的な側面
・町では経済損失を20億円超と試算。
・大学移転による地元業者の取引がなくなる(施設メンテナンス含む)
・学生向け賃貸住宅の借り手が不在となることによる、賃貸物件の縮減
・地元企業の労働力(アルバイトや、将来の働き手)の減少
②ソフト、人の側面
・学生が担っていたボランティアやイベントスタッフの供給不足
・子供たちの多世代交流機会の減少
・大学の研修等での地元住民との交流機会の減少
③アパート、物件の側面
・借り手の大半が医療大生。物件の借り手がいなくなる。
・既存のアパートを解体するか、リノベーションとして存続の加速。
・町づくりと並行した再開発の加速
④大学建物の側面
・校舎の利活用について検討が必要
・役場庁舎の移転が可能ではないか。
・図書館がないので、図書館を設置できるのではないか。
⑤コミュニティバスの側面
・利用減による減便、ルート変更等の再編
⑥鉄道の側面
・利用減による減便、駅名変更、廃線の可能性。
以上の洗い出しを、3名で行いました。
当然ながら、発表すぐに収録したところですので、以後の情報や情勢の変化が出るところもありますが、このように整理をしたところです。
3回目は、それを受けての動きと、現時点でのわたしの考えについてお伝えします。
※ 議会の動きですが、本日10月3日9:00より、議員協議会が開催されました。
その点を踏まえて、最終回で整理を行っていきます。