その言葉、子どもたちに言えますか?

8月6日。

広島に原子力爆弾が投下され、一瞬にして広島市は焦土と化してしまいました。

本日、大通公園で行われた「ダイ・イン」に参加いたしました。

約100名が参加されました

主催は原水爆禁止札幌地区協議会。議長は竹内有美札幌市議会議員。

たけのうち有美札幌市市議の挨拶
献花の様子
道下大樹衆議、札幌市議会議員団とともに

各局テレビ取材もありました。私も少し映っています。

私は昨年、広島市を訪れ、原爆資料館へも足を運びました。

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その時から、戦争の惨禍を二度と引き起こしてはならない。原爆だけでなく、すべての戦争を終結させ、平和を誠実に希求しなければならない。この時わたしは心から感じました。

そして今年。

参議院選挙中に、とある候補・・・とオブラートに包むのはやめにします。

参政党の塩入清香議員(当時候補者)が

「核武装は安上がり」

と発言し、話題となりました。個人的見解というのが末恐ろしいです。

本日、広島市で行われた式典では、
その話題に触れたかのような演説を広島県知事が行っています。

1:00頃の

「核抑止がますます重要だと声高に叫ぶ人たちがいます。しかし本当にそうでしょうか」

湯崎知事の演説は、毎年本当に重みがある。
この世の中に警鐘を鳴らしている。
そんな発言を、被爆国である日本の、しかも国会議員が行っている。

きっと知事は内心怒り心頭だったんだと思います。
世界だけではなく、いまの日本に対する危機感を、知事は冷静ながら、力強く訴えられておりました。

世界情勢もさることながら、今の日本も本当に平和を求めようとしているんだろうか??

子どもたちから「どうすれば戦争は終わるんですか?」と問われたら

「核武装で」

と言えるんでしょうか。

核廃絶は実現しなければ死も意味し得る

この言葉は、議員、そして参政党にはどう聞こえたんでしょうかね。馬耳東風なんでしょうね。

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