「災」を考える③戦災を「おこさせない」

兵庫の2地点の自費視察

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の後、

広島に移動しました。

人生で初めての広島。

幼少のころ「はだしのゲン」を読んでから、一度広島に伺わなければならないと、長年考えていました。
政治家になった今、その視点からにおいても新たな考え方が芽生えると考え、来訪を決意しました。

まずは、原爆ドーム。

もともとは広島県のさまざまな物産を展示するための「広島県物産陳列館」として開館され、戦時中から原爆投下時までは「広島県産業奨励館」と呼ばれていた。ユネスコの世界遺産(文化遺産)(ID775)に登録されており、平和を訴える記念碑として、特に「負の世界遺産」と呼ばれている。
(出典:Wikipedia)

枠組が露になり、外壁が残るその姿に、原爆の恐ろしさ、すさまじさ、そして残酷さを目の当たりにし、本当にやりきれない気持ちになりました。
その後、平和記念公園を通り、広島平和記念資料館を見学しました。

広島平和記念資料館 (hpmmuseum.jp)

インバウンドも含め、本当にたくさん方が来訪されていました。

壮絶な遺構や映像、イラストなどを拝見し、本当に筆舌に尽くすもので、この場においてもどのように表現していいかわかりません。軽々しく感想を表現できません。申し訳ありません。

またその足で、広島出身の塩村あやか参議院議員から紹介をされました、西蓮寺の「原爆精霊供養被爆地蔵尊」

や、広島原子爆弾爆心地とされる地の説明の碑などを訪れました。

参議も、原爆二世です。

塩村あやか参議院議員

実は今回広島に足を運んだ理由の一つに、7月に二人芝居「父と暮らせば」を鑑賞し、現地に赴かなければならないと思ったのも一つです。

あらすじはこちらから

https://artalert-sapporo.com/events/detail/2947

他界した父と娘の描写に、戦争の悲惨さや無残さ、被爆者の苦悩や葛藤を表現した作品で、原作は井上ひさしさんの同タイトルの小説です。

さて、今年のノーベル平和賞は、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)が受賞されました。

https://www.47news.jp/11616460.html

https://www.ne.jp/asahi/hidankyo/nihon

「核兵器が二度と使用されてはならないことを証言を通して示した。並外れた努力は核のタブーの確立に大きく貢献した」

とノーベル受賞委員会が評価したとのこと。
この受賞が、核兵器の根絶、そして世界平和に一歩でも近づくことを祈念いたします。

広島来訪、そしてノーベル賞受賞の報を聞き、わたしは

政治家として為すべきこと、為さねばならぬこと

をしっかりと心に刻む必要があると痛感したものでした。

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