すぐ側にある薬物依存

9月28日(土)

生活困窮者を支援する札幌のNPO法人「オーエスフォワード」主催による

「すぐ側にある薬物依存」

というタイトルでパネルディスカッションが開かれ、パネラーとして参加しました。

Screenshot

兼務している福祉関係、とくに障害者福祉の視点や、行政や政治の役割についてのお話をさせていただきました。
演者には(敬称略)

向谷地生良(北海道医療大学特任教授)
畠山陵(旭山病院医療相談室)
堀田豊稔(NPO法人スマイルリング理事長)※特別ゲストスピーカー

そして、

田代まさし(元ラッツ&スター)
(以下、「マーシー」と呼称します)

そう、あの、マーシーです!

マーシーと2ショット

幼少のころからブラウン管の向こうで輝きを放っていた方とともに、ステージに立つことになるとは!

医療、福祉、学術、そして当事者の視点から、薬物依存の問題、そして解決策について提案、議論をしてまいりました。

薬物は合法ドラッグの中にも違法薬物が紛れ込んでおり、更にはインターネットを通じてSNSで気軽に手に入れることができます。知らずに使ってしまっていることも恐ろしいところ。まさに「すぐ側に」ある、大変危険性の高いものです。

講演の様子は以下の記事でもご覧になれます。

ヤフーニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/51bb57ef35aadf2170f72198b3cb01d709278837

北海道新聞
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1068621
※会員限定記事です

わたしは議員活動と兼務の福祉事業の両側面からの提言をいたしました。

医療福祉の専門職や、刑務所の刑務官、保護観察所職員のなり手不足が深刻。人口減少が必ず起こることから、「支え手」の確保が重要であり、そこは政治的に改善を施す必要がある。

とお示しさせていただきました。

各登壇者が共通して認識していたことは、

依存症はサポートがあれば防げる病気

であるということ。

刑務所に入り、たとえ出所したとしても、薬物がまわりまわって自分の手に入るような環境に戻っては、また薬物に手を染めてしまうリスクを多分にはらんでいる。
マーシー曰く「悪のネットワーク」の魔の手から断ち切るためには、当人を支える新たなネットワークに呼び込む必要があるわけです。そのためには、支える制度づくりと支えてが不可欠なわけです。

それぞれが目的意識を持って活動していることを知り、大変有意義なパネルディスカッションでした。

さて、その合間合間において、単語ごとにマーシーが小ボケを連発して、檀上ながら爆笑してしまっていたことを申し添えて、当日のレポートといたします。

みなさま、大変お疲れ様でした。

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