こんにちは、角田です。
6月14日から21日の8日間、当別町議会第2回定例会が開かれました。
開会冒頭で、町長から北海道医療大学移転に関して、
「慰留要請を断念した」
との表明がありました。
わかっていたこととはいえ、町長の表情には無念さを感じさせるものでした。
これからは、官民、そして議会が三位一体となって、医療大なき後の利活用を考えていかねばなりません。その後押しをするのが議会の役割であり、必要な議論を迅速に行っていくため、しっかりと調査研究を重ねてまいります。
さて、今回の一般質問ですが、大きく分けて以下の3項目について質問を行いました。
①公共駐車所の目的外使用について
②災害ボランティアセンターの設置体制について
③スクールソーシャルワーカーの配置状況について
以上3点を質問いたしました。
①については、町内駐車場において、「短時間利用」と明確に書かれているにも関わらず、長時間、更には数日にわたって駐車している車が散見されています。本来の短時間での利用や、キッチンカー業者が占有許可を取得した区画でさえも、別の車が止められていて、場所を変えて営業した、という事例も伺ったため、町の方針について質しました。
②については、過去の大災害において、たくさんのボランティアが活躍されていますが、その受け入れ態勢は特殊性が高く、即時性を求められるため、そういった訓練の必要性を感じています。今回は町としての連携体制と、訓練施行の方針について質問をしました。
③については、令和6年度予算審査特別委員会においても質問を重ねましたが、結局スクールソーシャルワーカーが定着していない現状があります。これについては全国規模での問題ともいえますが、スクールソーシャルワーカーの待遇によるものが起因されます。その専門性を認識し、子どもにやさしい当別町を目指すためにも、一般職、もしくは非常勤だとしても週5日勤務といった待遇改善の必要性を質問しました。
今回も、当別町議会のYoutubeを貼り、答弁の要約を記します。
答弁を簡単に要約すると、
①:本来目的の使用を求めていくが、利用者のモラルに依拠するところがある。
②:防災訓練は社会福祉協議会との連携を主に行っている。今後も社会福祉協議会と連携し、実効性のある訓練を計画し、行っていく。
③:必要性、重要性を十分に認識している。よりよい形になるよう、善処する。
なかなか前向きな答弁とはならかなったものの、課題について共通認識をもってもらうことはできたかと思います。
特に駐車場の問題については、公共交通機関が縮減していく可能性が否定できない中で、駅周辺の駐車場については、目的外利用とならないように、何らかの方策を打ち出す必要がある問題です。
今後も調査研究を重ね、住みよい町づくりをすすめてまいります。