4月20日土曜日
第2回となる「かくとべの寺子屋」を開催いたしました。
リアルとオンラインのハイブリッドで行うこの講座。
今回はリアルで20名、オンラインで最大8名のご参加がありました。
講師には、一般社団法人日本心のバリアフリー協会代表理事である、杉本梢氏を講師にお招きし。「障がい当事者を知ろう」というタイトルで講演とトークセッションを行いました。
視覚障害弱視の障がい当事者である彼女。生後8カ月に近所の方から「障がいがあるのでは?」との指摘を受け、弱視が発覚。小学生で学力の低下が目立つようになり、普通級から支援学校に転校したことで、自分らしい生活を送る事が出来るようになったそうです。
社会人となり、社会人として挫折を経験したのち教員となり12年勤務。そこから自身の経験をもとに障がい啓発を行うため独立。昨年一般社団法人を立ち上げています。
彼女の講演で協調していたことは
障がいをひとつの特性としてとらえる
ということ。
そもそも「障害」とは、国で定められたものさしで、その特性に当てはめる、いわば「レッテル」貼りのようなもの。その時点で、健常者と障がい者という区別が生まれ、そこに偏見や差別が生まれるもの。
杉本さんは、障がいをその人の一部としてとらえること、
そしてそれが心のバリアを解消するきっかけになる、との信念から、講演や研修活動を重ねています。
この講演を聞いて感じたこと
「障がい」と一言でくくる事が多いですが、
それは「一部分」であるということ。
社会において、何らかの障がいを抱えていても、活躍している人はたくさんいます。
芸術家もそうです。
そういった多様性を認め、社会で活躍できる社会を目指し、わたしも活動を続けていきたいと思います。
杉本梢さんの各種SNSについては、以下にリンクを貼っておきます。
Youtubeでは、ライブ配信も行っておりますので、ぜひご覧ください
Youtube「梢の心になるほど隊」
残り15分で、わたしの町政報告を行いました。
が、ブログと町政報告の内容とほぼ一緒ですので、こちらでは割愛させていただきます。
この場を借りまして、参加された皆様、杉本梢さん、どうもありがとうございました。