この度、当別町議会議員に無投票で当選いたしましたことは、前回ご報告したとおりです。
じつは本来、毎日の選挙活動を出し続けて、土曜日までSNSで投稿を続ける予定でした。
しかし、1日で終わってしまいました・・・
なので、告示日の模様をハイライトでお届けしたいと思います。
が、その前に。
本日の北海道新聞の記事において、「無投票当選」や「定数割れ」についての記事が一面に記されていました。
「第20回統一地方選は18日、町村長選と町村議選が告示され、後半戦の選挙が出そろった。(中略)町村議選は道内100町村で行われ、48町村で無投票となった。このうち定数割れは11町村に上り、いずれも過去最多となった。」
(以上、北海道新聞 令和5年4月18日 朝刊より引用)
町村議会議員選挙のうち無投票となった48町村のうちのひとつが、当別町でした。
当別町は、選挙前は定数15のうち12人が60歳以上、さらに8人が70歳を超えていました。
今回の選挙で、60代未満の議員が5人に増えました。2人増です(笑)
なお、ある雑誌においても、全国的にみても議員定数の8割が60代を超えており、この現象は全国的な課題ともいえるでしょう。
まさに、「なり手不足」による、代替わりが行われていない、深刻な現実があるわけです。
理由は、若者の政治離れ、議会が長いため多忙な現役世代には困難といった理由もあります。
ただ、議員って、他に仕事を兼務していない、専従している、というイメージはありませんか?
確かに、道議会議員や市議さんは、あまり兼務しているひとを見かけません。
そうです。なり手がいない、大きな原因のひとつが、
議員報酬の少なさ
です。
各自治体それぞれに規定があるため、すべてを網羅することはできませんが、
町村議会議員の議員報酬は、多くても20万円は超えないところが多いです。
ここから税金、年金がひかれるわけです。
これでは、なり手がいないのも当たり前ですね。
なので、町村議会の議員には、
・農家
・経営者
・法人役員
・自営業
等という肩書が並びます。つまり、兼業しているわけです。
換言すれば、兼業しないと生活できないわけです。
かくいうわたしも、今後議員となっても現在の職場を兼務する形で調整しています。
当然政治活動が優先ですが、さすがに生きていけないので。。。
こんな状況が続いていれば、そりゃ政治家になりたい人もいなくなるでしょう。
議員報酬や定数削減の議論は、全国規模でどこの町村も行われています。
この問題を打破しないと、議員の成り手はますますいなくなります。
そうならないためにも、今後はこの点も議論していきます。
では、次回以降、選挙(戦)ハイライトを展開していきます!